1%の努力
ひろゆきさんの本「1%の努力」がとても面白かったので、今日はこれについて書きます。
オススメの本カテゴリに入れてるけど、特にオススメはしません。笑
自分自身が読んで最近で一番面白い本だったので、文章にして残しておきたいと思いました。
2ちゃんねるの創始者
私自身は、2ちゃんねるという掲示板の存在は知っていますが、書き込みは1度もしたことがないし、全く見ることもない人間です。
ニコニコ動画は、大学の時に教えてもらって登録だけはしていました。
なぜそんなことを書いたかというと、ご存知かと思いますが、この本の著者ひろゆきさんは、”2ちゃんねるを作った人“だからです。
メディアやテレビに出演される姿を見ることが多く、結構奇抜な発言の割には好印象を感じていたので、普段から興味を持っていました。
今回改めてテレビで拝見し、本の口コミなどを見て読みたくなったのでポチりました。
結論、最近読んだ本の中で、一番面白かったです。
人生について
一番最初にエジソンの名言「99%の努力と1%のひらめき」が一般的に誤解されているという話からスタートします。
もしかすると、普段著者のYoutubeを見ている方だと、本に書いてあることは既知の内容かもしれませんが、私はYoutubeなど全く見ていませんので、最初から最後まで面白く読みました。
何が面白かったかというと、「人生について」に対する考え方です。
「なぜ生きているのか」
誰でも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
考えたことがなかったら幸せだと思います。w
著者が「人生に生きる意味はない」とはっきり言っているところが非常に清々しいです。
そう考えることで救われる人がいると思うからです。
”ナゼ?”を考えるから辛くなる
常日頃から、「なぜこうしなければいけないのか」を考えると疲れます。
受け入れる方がとても楽です。
私はそう思っているので、この本の冒頭で「生きる意味はない」と書いてあるからこそ、どんどん読み進めることができました。
私が仕事と子育ての両立で悩んだ時、夫は言いました。
”私がいくら色々言ったとしても、「女性として産まれたことは変えられない」事実なのだ”と。
当時私は、仕事が楽しくて、自分だけが仕事の時間を削って夕方に子どもを迎えに行き、家事や育児をすることを苦痛に思っていたんです。
なぜ、男性は仕事だけをしていられるのか?
それは不公平でずるい、と考えていました。
でも、子どもは私を求めているんですよね。
それを邪険に扱うことはもちろんできませんし、子どものことを想う気持ちはもちろんあります。
夫にその言葉を言われた時に、なんとなく我に返って、「確かに」と感じました。
「なぜ私ばっかり」と思ってしまって、冷静に考えられていなかったのです。
それは自分を余計に辛くさせます。
「自分がこうしなければいけない」を受け入れると、すごく楽になりました。
「受け入れる」ことは、「楽に生きる」ことであると、その時に悟りました。
では、「私はなぜ生きているのか?」これを考えることは自分から苦労をしているようなものです。
「私は生きている」ということを受け入れ、自分が生きていることに、特に意味がないとすれば、気持ちはとても楽になります。
(((できるだけ楽しく生きた方が良いじゃないか)))
本に書かれていることに共感です。
人生は最初から平等じゃない、じゃあどうやって楽に生きるのか?
この本では、「努力はムダである」とはっきり言っているところが、興味深くて面白いです。
また、考え方が異なる人に出会った時の考え方にも触れていたり、著者が育った団地に住んでいた人たちの話も出てきました。
また、著者が若い頃に行った国の話や、アルバイトの話などが、すごく面白かったです。
“自分は努力をしたくない”
常日頃から、「いかに楽に生きていくか」を最近考えている私なので、この本は共感ポイントが多過ぎました。
グチを言う暇があったら、どうすればこの状況を変えることができるのか?を考えるべきだと思っているので、毎日、結構いろんなことを考えています。
と書いてますが、私は「頑張らない人間」ではありません。
これまでいろんなことを自分なりに頑張って生きてきました。
辛いことや嫌なこと、苦労したこと、たくさんあります。
それでこの歳になって気付いたのです。
しんどいなーって。笑
この辺で、楽に生きていきたいな♡と。
「頑張る」ことが正義ではない、と書いてあることが、自分に自信を持たせてくれるのです。
ただ、最初にも書きましたが、この本、私はとても面白かったのですが、特にオススメはしていません(笑)
共感しない人もたくさんいそうだな、と思うからです。
でも、Amazonの評価はとても良いですし、とても面白いと思います。
考え方の一つとして知っておくのは良いと思いますので、興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。
“大学生に話しておきたいこと”
この章のエピソードも印象的でした。
「やらないことリスト」や「この壺は満杯か?」の話が書いてあります。
自分にとっての「大きな岩」はなんなのか?
自分の人生の優先順位を改めて考えようと思います。
大学生の頃、ライフプランなんて考えたことがなくて、目の前のことに必死でした。
充実した今を過ごせてはいますが、振り返ると自分の人生は行き当たりばったりなことばかりです
ま、楽しいですけどね。
私は”計画”を立てることがすごく苦手なのだと悟っています。
簡単な例で言うと、”数日後の夕食の献立を立てられない”のです。
今日スーパーに行くとしたら、今日の夕食の材料しか買えない人間です。
なんでなのかなと思うのですが。
考えられないというよりも、「考えたくない」に近いと思います。
私にとって「ご飯を作ること」よりも、やりたいことが他にあるからでしょうか?
ここで一応言っておきたいのは、料理が下手とか苦手とかではありません!笑
普通に毎日ご飯は作っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
“高校生でもできる仕事なのか”
著者の数々のアルバイトの話、すごく面白かったです。
私はアルバイトの高校生(というか人)をあまり信用していないので(笑)、ご飯のお皿を洗わないエピソードとか、やっぱりな、と思いました。
結構そんなもんなんだと思います。
私自身もいろんなアルバイトをしましたので、この辺も共感でした。
また自分自身が大学生の時、「高校生」か「大学生」かで時給が違う仕事にすごく疑問を持っていました。
やることは同じなのになぜ時給が違うのか?
すごく不思議でした。
この本を読んでそうだったなー、と思い出しました。
スーパーでいつも、めちゃくちゃ早くレジの対応をしてくれる人と、めちゃくちゃゆっくりな対応の人とで時給が同じだったら納得いかないなー、とかぼんやり思っています。
自分のことじゃないのですが。
まだまだ書きたいことはあると思うのですが、ちょっと疲れてきたのでこの辺にしておきます。
気が向いたらまた追記すると思います。
では、おやすみなさい。
また次回。
いいなと思ったら
TAPしてね♡↓
「嫌われる勇気」 この本良すぎた!「奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 ――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために」
コメントは承認後に表示されます。