ミライの武器
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
あっという間に2024年になりました。
(((2024年最初の投稿は技術的なものがいいかな〜)))
なんて考えていましたが、今日読んだ本にあまりにも感動したので、自分の感想を整理する為に、この本について書きたいと思います。
ミライの武器 「夢中になれる」を見つける授業 (サンクチュアリ出版)
最初は子どもの為に購入
2人の子どもがいるので、夜寝る前に毎回ではないですが読み聞かせをしています。
読む本は、子ども向けの本ではなく、大人が読むような本を読んだりしています。
例えば、少し前には、自分が読み直したかったので、ハリーポッター賢者の石を読み聞かせを利用して読みました(笑)。
私は本が好きなので、本をチェックしていた際に、たまたまAmazonでこの本を見つけ、口コミも良さそうだったので購入しました。
内容について全く知らない状態で、著者の方も存じ上げませんでした。
分かっているのは、タイトルと口コミのみ。
なんだか子どもに良いと書いてある よし、読んでみよう
いつもそんな感じで本を買います。
自分だけが読む本はKindleで買いますが、子どもに読んで欲しかったので紙の本で注文しました。
早速寝る前に、”まえがき”から順番に読み始めました。
書いてあるのは、すごく読みやすくてワクワクするような話。
子どもは正直、「よく分からない」と言っていましたが、私はすごく面白くて、子どもたちが寝た後に、先に最後まで読みました。
著者の方、吉藤オリィさん。
初めて知ったのですが、すごく惹き込まれてしまって。
感動しました。
何かに熱中してほしい
何かに熱中したこと、ありますか?
私自身は、納得するまで何かに熱中するタイプで、食事や睡眠を忘れて何時間でも没頭できるタイプなんです。
例えば小学生の頃。
当時から読書が大好きで、毎日何かの小説を読んでいました。
終わりの会が始まるまでの間、今読んでいる本の続きを読もうと読み始めたら、その世界に入り込んでしまい、集中し過ぎて周りの声が聞こえなかった経験があります。
クラス中の友達や先生に、いくら叫ばれても呼ばれても全く聞こえず(笑)、体に触れられてやっと気付いたのです。
気付いてみれば周りの人たちは、かなり大声で私を呼んでいました。
その時の記憶が今もしっかりあるくらい、周りの声が聞こえなくなるくらいに集中することがあるんだと、面白いな、と感じていました。
不思議な感覚です。
こんなに聞こえないくらい物語の世界に入り込むなんて、なんかすごいと1人で思っていたのです。
とにかく熱中したら何時間でもご飯やトイレすら忘れてそれをやり続けてしまいます。
そういう性質を持っています。
私は社会に出てから、制作の仕事に出会いましたが、学生のうちにプログラミングに出会いたかったな、と思うことがあります。
私が生きてきた人生は、自分で考えて選んだ道ではなく、親に言われたまま受験し、進んできた道なんだと、どこかで少し心残りがあるような気がしています。
小学生の時から、平均以上に何でもできました。
体育以外は、ですが(笑)。
図工の時に描いた絵も入賞したことがありますし、楽器の演奏もできたので音楽でも褒められました。
中学の時も、塾に行かなくても成績が良かったし、高校では予備校に行くことなく大学受験し半年間授業料免除で入学できました。
親がここにしようという高校に入ったし、大学も親が勧めたところを受験しました。
今思うに、いい子だったんですね。
親のいうことをそのまま受け入れて大人になった、という気がずっとしています。
そして大学生になって、就職活動が始まった頃、
何をしたいのか分からない
そう思いました。
親に促されるままここまで来てしまって、世の中にどんな仕事があるのかも、自分が何をしたいのかも分からないまま就職活動を始めてしまいました。
この歳になって思うのです。
受験勉強ではなく、何か他のことに熱中していたら、もっと何かできていたんじゃないかな
と
もちろん今の生活には満足しているし、とっても幸せです。
でも自分の過去を振り返った時に、何か寂しいような勿体無いようなそんな気がしてしまうのです。
あんなに何かに熱中することができたのに。
そんな風に思ったりしています。
だから私は、自分の子ども達に、
自分がやりたいと思うこと、熱中できることに没頭してほしい
と思ってしまうんですね。
大学なんて行かなくてもいいし、勉強もしなくてもいい、その代わりに何か情熱を注げるものと出会ってほしいと考えています。
(もちろん本人が行きたければそれを全力で応援します。)
自分の意思でやりたいことを見つけてほしいと思っているんです。
そういうようなことを昨年末にコミュニティ内でちょこっと話していました。
それがなんと、、、
今回の本はまさに、そんな私の気持ちが詰まった話が書いてありました。
驚きました。
“まえがき”よりも前の数ページ。
その部分を読んだだけで、すごく素敵な本に出会えたそう思いました。
同じ気持ちの方がもしいらっしゃれば、お勧めしたいです。
今からでも、何歳からでも、やりたいことに熱中すれば良いし、人と同じじゃなくていい。
他の人と同じことをしたくないという気持ちを持つことは悪いことじゃない。
そういう気付きを子ども達に伝えたいです。
著者の吉藤オリィさん
こんな素敵な方がいたんだと、すごく嬉しかったです。
今まで存じ上げなかったのでこの本に出会えて本当に良かったです。
この方のエピソードがスッと入ってきて、すごく面白くて、年齢を調べたら1つ違いでした。
同じ時代を生きてきた方。
読書感想文は苦手で、うまく書けないのですが、とても元気をもらえました。
合う合わないがもしかしたらあるかもしれませんが、気になったら本屋さんで手に取ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございます
またお会いしましょう
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