これからwebデザイナーになる方に読んでほしいオススメの1冊

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webデザインを勉強したり仕事にしていくと、どこかのタイミングで必ず「ブランディング」という言葉を耳にすることになると思います。

もしかして、webデザインを始める前からブランディングに興味のある方もいるかもしれません。

ですが「ブランディング」について学べるスクール等はあまり聞いたことがないですよね。

そして、webデザイナーは「webデザイン制作をする人」というイメージが強いです。

完全に分業とされているところでは、ディレクターが考えた案をデザイナがーが形にし、コーダーがコーディングします。

デザイナーはデザインをするだけに止まってしまうのです。

この本を読むと、考え方が広がると思います

この本は、webデザイナーになって、いつかフリーランスを考えている方に読んでもらいたい本です。

• ニューヨークのデザイン会社について
• この本を描いた方のエピソードが魅力的
• 個人的に面白いと思ったポイント
  • 日本と世界のズレ
  • ブランディングについて
  • デザイン＝問題解決の手段
• 最後に

ニューヨークのデザイン会社について

普通に生きてきて、ニューヨークのデザイン会社がどんな感じなのかって、この本を読むまで考えたことがなかったです。

でも、日本の制作会社とニューヨークの会社の違いをこの本を読んで理解しました。

そして、これは、「フリーランスのwebデザイナーとして仕事をしていく上で必要な知識」だと感じました。

「ただ制作を受注するだけ」だと、誰がやっても同じ、そして受注単価を上げることはできません。

特に、コーディングはスキルを身につけてしまえば、あとは誰がやっても同じだとわたしは思っています。

なのでコーディングだけでは、単価が安くなりがちですよね。

正確には、コードを綺麗に書いているかとか、間違っていないかとか、SEOに関係するコードの書き方を知っているかとか、他にも色々あると思いますが、「サイト」としての見え方はあまり変わりません。

もちろん、デザイン通りにコーディングするスキルは最低限あるとした場合です。

webデザイナーが受注単価を上げていくとしたら、選ばれる理由がないといけないですよね。

それを考えていくと、この本は1つの考え方としてヒントになると思いました。

わたしは本が好きなので、結構いろんな本を読んでいます。

もし、あなたも本が好きなwebデザイナーさんでしたら、ぜひ読んでみてほしいです。

世界で活躍するデザイナーさんが書いた本なので、すごく勉強になりますし、読み物としても面白かったです。

この本を描いた方のエピソードが魅力的

この本の著者Hitomiさんは日本の田舎町で生まれて、小学校卒業時に「ヨーロッパの中学校に行きたい」と思われていたそうなのです。

小学生でそんなこと思いますか！？

すごいですよね。

高校までは日本で修学され、その後すぐ海外に行かれたそうです。

パワフルだし、行動力もあるし、すごすぎて本の最初から驚きの連続です。

そして色々な経験をされ、ニューヨークでデザイン会社を立ち上げ10年以上。

わたしからしたら、「すごい〜」という言葉しか出て来ないです。笑

英語でのビジネスコミュニケーションについても本で少し触れてくれていて、終始「へ〜」と「なるほど」。。という感じでした。

個人的に面白いと思ったポイント

日本と世界のズレ

個人的に、とても面白いと思ったところ。

「日本人がクリエイティブでかっこいい」と思うものは、「ニューヨークやパリにはあるけれど、日本にはない」と、日本人は思っている

海外の人の方が日本文化に詳しい、と。

日本にずっと住んでいるのにね。

と気付かされたりして、もう少し日本に目を向けてみようと考えることもできました。

ブランディングについて

「商品をターゲット・オーディエンスに響くかたちに落とし込むこと」＝ブランディング

ターゲットをしっかり理解していないと、そもそものチーム編成から間違ってしまったり、ターゲットに刺さらない。インバウンドビジネスについての章です。

そして、

デザイン＝問題解決の手段

これはデザイナーにとって気になるワードではないでしょうか。

Kindle版で35ページ（mac Kindle)に書かれています。

ここでは5点、「デザインする」ことについて上げられているのですが、日本ではこの5点は含まれず、「見た目の良いものを作ること」が「デザインする」ことである、と捉えられているようだと書いてあります。

そうですよね。本当に、そんな気がします。

最後に

わたしは「webデザイナー」としてしばらく仕事をしてきましたが、この本に書かれている内容は、とても興味深くて、もっと早く出会いたかったな、と思う1冊です。

これからフリーランスになりたい方は、読んでいて損はないと思います^^

「ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと」

気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

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