涙もろくなったな〜〜というお話

ワンピースのエースのことを考えただけで涙が出る今日この頃です。

以前から障害で繋がらなくなったりすることが多くて困っていたネット回線から、他社回線に変更しました。

その工事が、今日は朝一で入っていましたので、夫に対応をお願いして、わたしが娘を保育園まで連れて行きました。

娘を預かっていただいている園では、子どもとはエントランスでバイバイです。

エントランスからは、小さい子は先生と、自分で行ける年になると、階段を一人で上がって各自の部屋に行きます。

エントランスにはおそらく日替わり担当で先生が出迎えてくれるのですが、今日の先生は、わたしが息子を預けた時の、わたしにとっても「初めての先生」でした。

息子は今7歳で小学2年生です。

その息子を当時2歳で今の園に入れました。

4月の一斉入所のタイミングでした。

当時の息子のクラスで、数名いる担任の先生たちの中で代表だった先生が、今日エントランスにいました。

いつもニコニコしている先生で、わたしも初めての子育てで分からないことが多く戸惑っていたのですが、色々助けていただきました。

秋頃、産休で先生がお休みになってしまい、途中から会えなくなってしまうのですが…。

その直前に、先生に言われた一言を今でも思い出します。

ある日お迎えに行った時に、息子とその先生が一緒に出てきて、先生がニコニコしながら私に言ったんです。

「お母さん、抱きしめてあげてくださいね」

この一言、今でもすごくわたしの中に残っているんです。

この当時、仕事や家のこと、とてもバタバタしていました。

そして、息子もだんだん大きくなってきて、イヤイヤが爆発していて大変で大変で。。。

そう言われたら、毎日抱きしめていなかったかも？

と気付かされた一言だったんです。

それ以降、ずっとこの先生に言われた言葉がわたしの中にあって、今でも思い出したら泣きそうになります。

そして、先生のことをとても信頼していたので、途中から産休に入られた時は少しショックでした。。

他の先生もいい先生ばかりなんですけどね。

その後数年して息子がまだ園にいる時に先生は復帰されました。

ただ、息子の担任になることがなかったので、なかなか話す機会もなくて、息子も小さかったので、その先生が担任だったことを覚えていない様子でした。

ちょっと寂しいですよね。

ですが今日の朝、少し遅めに行ったので他の子どもたちもいなくて、話すチャンスがありました。

よく見ると、先生のお腹が大きくて、「もしかして赤ちゃんですか？」と聞くと、「そうなんです。10月が予定日なので、来月から産休に入ります」とおっしゃったのです。

産休に入る前にお話するチャンスがもらえて本当によかったです。

息子の担任をしてくれていた当時はよくお話した気がしますが、数年ぶりに少しお話できました。

「先生は、普段子どもたちに触れる機会が多いので、自分のお子さんの子育てはそんなに大変ではないですか？」

と聞いてみると、

「めちゃくちゃ大変でした。お母さんたちってこんなに大変だったんだと思って、尊敬しました」

というお返事でした。

この言葉って、共感できるお母さん多いと思うんです。

わたしも自分の子どもが初めてできた時、

「お母さん」って、みんなこんなにすごいことをしていたんだ

って思ったのを思い出しました。

赤ちゃんがこんなに寝ないなんて知らなかった。

赤ちゃんの泣き声がこんなにうるさいって知らなかった。

言い出したらきりがないのですが、とにかく知らないことだらけで、大変でした。

息子は小学生になった今でも結構大変です。

子どもって家で見せる顔と園で見せる顔、違うじゃないですか？

園では聞き分けが良かったり、先生の言うことをちゃんと聞いたりするんですよね。

頑張ってますよね。

家ではワガママを言ったり、甘えたり、（暴れたり、）大変です。

保育園で子どもたちと接していても、自分の子どもの子育てはやっぱり大変なんだね…って思って、ちょっと感動しました。

自分が初めて子どもを産んだ時の気持ちとか、家で暴れて園に連れて行くのも必死だったけど、園ではしっかり先生のいうことを聞いていたりして、あれ？って思ったこととか、息子の初めての先生と話していると、そういうことを思い出したりしました。

そして、先生から、いつもニコニコしていて穏やかそうな雰囲気を変わらずに感じて、すごく素敵な方だと改めて思いました。

帰り、涙が出そうになりました。

というかほぼ出ていましたね。

でも、涙もろくなったな。

園で全然知らない小さい子が走っているのを見るだけで涙が出ます。

この涙もろくなる現象、何なのでしょうか。

子どもを産んだからなのか、歳を取ったからなのか…。

保育園の先生方には本当に感謝しかありません。

いつもありがとうございます。